太い鍼と細い鍼

私は長年細い鍼を使い続けてきた。それが絶対良いと思うから。むしろ太い鍼（中国鍼）で痛い鍼を刺す先生に疑問しか感じなかった。その考えが変わったのが実際に受けに行ってからだろう。わかってはいたが響きは凄かった。悪いからビシバシ響く。その後は即効性がめちゃくちゃ高いのを実感したからだ。細い鍼は細い鍼の良さがあるが、施術をかなり変えて中国鍼を主体にしたら、効果の良さを実感してくれた患者さんが口コミで紹介してくれるようになった。特徴は深部の筋肉まで太い中国鍼で多く刺すのがポイント。ただ多い本数といっても70本くらい。太さも常識の範囲内で深さも背中は肺があるから要注意で。固い筋肉に刺すだけではなく、全身調整のためのツボに刺すのが大濠ベッラの流儀です。決してインスタ映えを意識せず、その方の気や血流を良くするための施術です。中国鍼も使いますが、細い鍼も使い分けます。