専門学校を卒業してから色んな職場を渡り歩いたお話をします。
卒業後に病院や鍼灸整骨院や鍼灸院で働く、そのまま開業する、全く違う業界に進むと言う選択肢があります。
私は鍼灸整骨院で鍼灸師としての社会人生活をスタートしました。
自分次第で技術アップはいくらでもなりますが、最初の職場はひたすら電気治療のスイッチ調整係で、すぐに退職。その次の鍼灸整骨院は院長の不正により倒産。
その次の鍼灸院は色んな先生がいて技術の習得が出来た。この時に電気鍼を教えてもらったり、長い鍼を初めて使ったりと良い経験が出来ました。
個性的な先生がいたお陰で色々な治療法があるんだと感動。それから福岡に移住して、就職したのが個人経営の鍼灸整骨院だった。院長は体育会系でスポーツ外傷を得意としていた。ただそこで知識も技術も低い私はとにかく毎日失敗の連続だった。
もちろん怒られることは多かった。ただこの環境が後々になればありがたいことだったと思う。さて諸事情で今度は北九州の鍼灸整骨院に移った。今までのところと比べたら給料は良かった。入った後はグループ内の鍼灸整骨院に配属され、鍼灸部門の院長を任される。技術的に教えてくれることはほぼなく、売上で結果を上げなければならない。この会社で10年働いた。
話を統括すると技術を磨きたければ、ひたすら有名な先生のところで修行した方が良い。ただ私の場合は色んな先生の臨床を見学出来て、その中で自分に合えばそれを一生懸命に学べば良いと思う。
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